ウォッシュチーズの美味しさとは?

しわしわチーズ

ウォッシュタイプのチーズって、ご存じですか?

 

熟成の過程で、外皮を塩水やワイン、ブランデーなどを吹き付け、何度も洗うことからウォッシュタイプと呼ばれます。

 

熟成が進むと表皮は濃いオレンジ色に変化し、中身は柔らかくクリーミーになります。

 

このタイプのチーズは、表面に「リネンス菌」と呼ばれる菌を植え付けて熟成を行うため、匂いが強く、個性的なチーズが多くなっています

 

しかしながら、その独特な風味や中身のマイルドな味わいから、チーズ好きの方の中にはウォッシュタイプのチーズをこよなく愛する方がたくさんいらっしゃいます(*^-^*)

 

このページでは、そんなチーズ通向きのウォッシュタイプチーズ7種を、オススメの食べ方や相性の良い飲み物等と共にご紹介していきます。

 

本当にチーズ好きの方向けの独特なクセのあるものから、比較的マイルドで食べやすいチーズ入門の方向けのチーズまでありますので、お気に入りのチーズを探してみて下さいね♪

 

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代表的なウォッシュチーズ7種

①エポワス


ウォッシュタイプのチーズの中でも、一際個性が光る、フランスのチーズ。

 

「マール」と呼ばれる、ブドウの搾りかすから作るブランデーと塩水で表皮を洗って熟成させていき、その独特な香りと味わいは一度食べるとクセになります。

 

17世紀に、美食家のブリア・サヴァラン氏から「チーズの王」と称賛されたことは有名な話で、かのナポレオンもこのチーズを愛していたんだとか。

 

このチーズの名前の由来となったエポワス村で作られ、二度の世界大戦で絶滅寸前の危機に瀕しながらも、ロベール・ベルトーという人物により復活され、現在ではフランスのAOC(原産地呼称統制法=生産方法、熟成期間等、様々な条件をクリアしたものだけが認定される。)にも認定されるほどになりました。

 

熟成が進むと、外皮は濃いオレンジ色となり、ツヤが出てきます。

 

そして中身は熟成するほどに柔らかくなり、完熟したものはスプーンですくえるほどの柔らかさになります!

 

食べていただく際には、まずそのままで、エポワスの独特な風味を味わっていただきたいと思います(*^-^*)

 

管理人は完熟でトロトロになったエポワスをすくって、トロンとした食感と風味を味わい、その後に赤ワインを…というのが、最高の贅沢だと思います(*´ω`*)♡

 

実はお料理に使っても優秀で、パプリカの肉詰めや、オーブン料理に使うと一気に高級なお料理に変身しちゃいますよ!

 

トロトロチーズがお好きな方は、ぜひとも一度お試し下さい!!笑

 

チーズ専門店のエポワス

 

②ラングル


見た目がとても特徴的な、フランスのチーズ。

 

チーズの上面にフォンテーヌ(フランス語で「泉」の意味)と呼ばれる窪みがあり、これは熟成期間中にチーズを一度も反転させずに作られるため、自らの重みでできるものなんです。

 

この窪みに、マール酒やシャンパン等を注ぎ、風味付けをして食べるのがこのチーズの定番の楽しみ方です。

 

また、このチーズの外皮はオレンジ色をしていますが、これは熟成の過程でアナトー色素と呼ばれる植物性の色素と塩水で洗って作られるためで、熟成が進む程オレンジ色は濃くなり、更に進むと赤茶色になります。

 

そして中身は水分を多く含み、ねっとりと濃厚な味わい、少し強めの塩分、そして舌の上でサッと溶けるような食感が魅力です。

 

その特徴的な味は、ウニに似た味と例えられることも!

 

ラングルはやはり定番に従い、窪みにお好みのお酒を注いで、くずして食べていただくのが一番かと思いますが、熟成の浅いものはシャンパン、熟成が進んだものは力のある赤ワインなどが良いと思います(*^-^*)

 

また、熟成が進むと独特のコクが増すので、日本酒との相性も良くなりますよ♪

 

チーズ専門店のラングル


③モン・ドール


トロトロの食感で、スプーンですくって食べる、珍しいタイプのチーズです。

 

フランスとスイスの国境付近にあるジュラ山脈一帯で作られるため、フランス産とスイス産のものに分かれます。(上の画像はフランス産です。)

 

フランス産のものは無殺菌乳で作られていて「モン・ドール」と呼ばれ、スイス産のものは殺菌乳から作られ、「ヴァシュラン・モン・ドール」と呼ばれます。

 

名前の由来は、ジュラ山脈にある「モン・ドール(黄金の山)」と呼ばれる山から来ているそうです。

 

また、このチーズは製造期間が決まっていて、毎年8月15日~3月15日の間しか作られず、販売期間は9月10日から翌年の5月10日までなので、期間限定のチーズと言えます。

 

フランスでは、クリスマスに欠かせないチーズなのだとか(*^-^*)

 

味は穏やかで、ウォッシュタイプのチーズの中ではとても食べやすいですし、お取り寄せしないとなかなか味わえないので、一度はお試しいただきたいチーズです!

 

食べ方は、その食感と味を十分に味わうべく、まずはスプーンですくって、そのまま。

 

また、贅沢な食べ方としては、1個をまるごとチーズフォンデュのようにして、いろいろな具材に絡めていただくのもオススメです(*´ω`*)♡

 

赤ワインが定番ですが、日本酒とも実は合っちゃいますよ♪

 

チーズ専門店のモンドール

 

④ポン・レヴェック


フランスチーズの中でも古い歴史を持つ、伝統のあるチーズ。

 

作られた当初は「アンジェロ」という名前でしたが、1600年頃、生産量の多かったポン・レヴェック村から今の名前が付いたと言われています。

 

ポン・レヴェックは塩水で表面を洗うことで熟成され、表皮の匂いは強め。

 

しかしながら中身はマイルドで、他のウォッシュタイプのチーズに比べると塩味も軽めで、クルミのような風味と、モチモチッとした独特の弾力が魅力です。

 

熟成が浅いものから進んだものまで、ねっとりとした美味しさが味わえますが、食べごろは、熟成が進み、独特の弾力の中に柔らかさが出てきたくらい

 

そのままでも美味しくいただけますが、熱を加えるとまた違った美味しさが広がりますので、オーブン料理などに向いているチーズです。

 

オススメは、ほうれん草やベーコンと合わせてグラタンにしたり、サーモンに乗せてオーブンで焼くと香ばしくて最高ですよ(*´▽`*)♪

 

飲み物は、同じノルマンディ地方で作られた赤ワイン、シードルや、カルヴァドス(リンゴの蒸留酒)などとご一緒にどうぞ!

 

チーズ専門店のポンレヴェック

 

⑤ピエ・ダングロワ


直訳すると、「イギリスの足」という変わった名前の、フランスのチーズ。

 

なぜフランスのチーズなのに「イギリスの足」という名前が付いているかというと、イギリスとフランスの百年戦争の後、英国の王様がこのチーズが大のお気に入りだったため、「イギリスの~」という名前を付けたのだとか。

 

ウォッシュタイプのチーズですが、塩水で洗った後に真水で洗いなおす製法で作られるため、独特の風味が少なく、とても食べやすいのでウォッシュタイプチーズ入門に向いていると言えます。

 

とても穏やかで、ミルクの味が楽しめるので、ウォッシュタイプのチーズは苦手、と思っている方にもオススメしたいチーズです(*^-^*)

 

食べる際には、室温に戻して、とろりと柔らかくなってからいただきましょう。

 

パンとの相性がとても良いので、柔らかくなった所をパンやバゲットに乗せていただいたり、ジャムを添えても美味しくいただけますよ(*´▽`*)♪

 

ワインは白、赤どちらでも合いますし、アルコールが苦手な方は紅茶との組み合わせでいただくのも素敵です(*´ω`*)♡

 

チーズ専門店のピエダングロワ

 

⑥マンステール


修道士が作ったことが始まりと言われる、フランスのチーズです。

 

2日ごとに上下を入れ替えて塩水で洗いながら熟成されるため、ウォッシュタイプ特有の匂いは強めです。

 

クミンシードと呼ばれるスパイス(上の画像にもかかっている種のようなもの)と一緒に食べるのがフランスでは定番。

 

独特の風味を生かしながらも、爽やかな味わいへと変化して食べやすくなり、更に消化作用を促進してくれるので、食べ合わせとしても最高です。

 

マンステールはその独特の風味とむちっとした弾力、ミルクの凝縮した甘みとコクが味わえる、ハマるとクセになるチーズです。

 

茹でたジャガイモや、ライ麦パンと一緒にいただくのが地元では定番の食べ方で、マンステールの魅力を余すことなく引き出してくれます。

 

同じ地方で作られる、ゲヴェルツトラミネールやリースリングといった白ワインとの相性も最高で、フランス旅行に行った際に食べたマンステールとワインの味が忘れられず、帰って来てから取り寄せる人も多いのだとか!

 

フランスに行かれる際には、ぜひ本場のマンステールを食していただきたいと思います(*´▽`*)♪

 

こだわりのマンステール

 

⑦ショーム


お餅のようなねっとり感と、もっちもちの弾力が特徴的な、フランスのチーズ。

 

フランスを代表するチーズメーカー、ショーム社の看板商品で、ベルギーのリンバーガーというチーズの製法にならって作られた、比較的新しいチーズです。

 

原料には殺菌乳が使われており、ウォッシュタイプのチーズの中では食べやすく、マイルドな味わいで、フランスのいたる所に製造工場があります。

 

食べごろは、熟成が進んで、ナイフを入れた際にムニュッと中身がはみ出すくらいが目安です。

 

お料理に使っても美味しくいただけるチーズで、当サイト管理人はショームのチーズフライが大好きです(*´▽`*)♪

 

熱を加えると、またグーンと美味しさが増すのが不思議ですね!

 

軽めの、フルーティーな赤ワインとの相性が良く、フルーツを添えてもおしゃれに美味しくいただけますよ~(*´ω`*)♡

 

チーズ専門店のショーム

 

 

 

以上、7種類の個性豊かなウォッシュチーズをご紹介しました!!

 

これぞウォッシュチーズ!という個性の強いものから、ウォッシュタイプ入門にもぴったりの、クセのないマイルドなものまで、様々ですね。

 

その独特の外観と風味から、手を出しにくいと思われがちなウォッシュチーズですが、一度ハマると抜け出せない魅力を持つ、美味しいチーズばかりです。

 

ぜひ一度お試しいただきたいと思います(*^-^*)

 

 

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